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戸塚のランチと横浜の大佛次郎記念館 [旅行]

5月26日(日)、27日(月)と、横浜・東京へ行ってきました。

去年秋、奈良・吉野を旅行した大学の同級生たちのグループLINEで
大阪の友人が、この日あたりに東京へ行くから、
横浜の友人たちと都合ついたら会いましょうって会話が
飛び交っていたんですよね。で、私も参加したくなって、
日曜日に友人たちと会って、月曜は国立新美術館へ行こうって
計画を立てたんです。

昨年の同窓会旅行のこと
奈良同窓会旅行(1) 鹿の舟ランチと空気ケーキ
奈良同窓会旅行(2) 今井町の町家民宿・嘉雲亭
奈良同窓会旅行(3) 今井町散策
奈良同窓会旅行(4) 金峯山寺蔵王堂秘仏ご開帳夜間拝観
奈良同窓会旅行(5) 再びならまち散策

26日(日)は、横浜の友人たちは戸塚で骨董市をやっているから、
そこで会い、昼過ぎには撤収するので、ランチをしましょうって
ことになりました。

骨董市は、戸塚駅から直結の「トツカーナ」の7階駐車場で
毎月第4日曜日に開催されているとのこと。
友人の一人が、古物商の免許を取得しているんだそう。

フリーマーケットみたいな雰囲気で、
古い陶磁器や、中古品、手作り品などが並んでいて、
あちこち見てると楽しかった。

古い着物をリメイクした服やバッグなどもあって、
素敵って見たのはいくつかあったけど、やはり手作りなので、
そこそこの値段はして、私は買わなかったけど、
大阪の友人は帽子とコートを買ってました。
(あ、骨董市の写真撮るの忘れちゃった。私としたことが!)

2時頃に撤収、戸塚駅前の「うお三昧きじま」でランチ
(ここでも写真あんまり撮ってないww)

友人たちはビール(ランチ用グラス)で販売
(私はそんなことをしたらこの後何もできないのでアルコールなし)
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私は本日の魚河岸にぎり(お椀・茶碗蒸し付)を
ネタは仕入れた魚によって違うそう
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友人は煮魚御膳
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他の友人は(写真ないけど)海老穴子天丼と、
アジのタタキが尾頭ごと付いてた磯の華膳

どれもボリュームたっぷりでした!
地元のお二人におごってもらいました。ご馳走様!



関連ランキング:居酒屋 | 戸塚駅



ここで、明日から海外旅行だという友人一人と別れて、
私たちは横浜・港の見える丘公園内にある大佛次郎記念館へ。

横浜からみなとみらい線で終点の「元町・中華街駅」から
フランス山(ってのは後で知ったんですが)の階段を上っていきました。
(運動不足の身には結構キツかった)
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実は私、大佛次郎(おさらぎ じろう)の著書を読んだことはおろか、
名前も読めなかったんですが、こんなテーマ展示をやってるよってことで。

「大和和紀『ヨコハマ物語』×大佛次郎の横濱」
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『はいからさんが通る』や『あさきゆめみし』の大和和紀が
1981年~83年に「週刊少女フレンド」に連載した作品『ヨコハマ物語』

私は『ヨコハマ物語』は読んだことがないんですが、
『はいからさんが通る』や『あさきゆめみし』の、
これぞ少女マンガ!って、流麗な絵と繊細でロマンチックな
大和和紀の世界は大好きです。

大佛次郎記念館(帰りに撮影)
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入館料200円(安っ!!)を払って入ります。
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入口にあった猫の置物
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大佛次郎は生涯に500匹以上の猫と暮らした愛猫家だったそうで、
この記念館、猫好きにはたまらない場所でした!!

そして、建物も素敵!!
設計は、倉敷出身で大原美術館分館を設計したことでも知られる 浦辺鎮太郎(うらべ しずたろう)によるもので、青いステンドグラス、 白い大理石の床、レンガタイルの赤は、フランスの国旗の 三色をイメージしています。(もらったリーフレットより)

展示室以外の館内は撮影可
1階ロビー
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床のモザイクタイルも凝ってます。
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階段
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階段の上から撮影
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照明器具の上にそれぞれ猫の置物が乗ってます!
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テーマ展示室には、大和和紀『ヨコハマ物語』の
カラーやモノクロの原画などが展示されていました。
セリフの写植がはがれていたりしているのが年代を感じさせます。

私、『ヨコハマ物語』読んだことなかったですが、
読んでみたくなりました!

文明開化期の横浜で、万里子とお卯野の二人の少女が夢を抱き、 恋とともに成長していく姿が繊細なタッチで描かれています。 漫画文庫全4巻で、好評発売中。(チラシ裏面の文より)

ヨコハマ物語(1) (講談社漫画文庫) ヨコハマ物語(2) (講談社漫画文庫) ヨコハマ物語(3) (講談社漫画文庫) ヨコハマ物語(4) (講談社漫画文庫)


記念館のサロンでも読むことができました。
(もちろん時間が足りなかったですが)
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『ヨコハマ物語』に描かれた「レースの半襟」着物と、
万里子が考案したという設定の臙脂の袴の再現展示もありました。(撮影可)
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レースの半襟も素敵だけど、胸元のブローチや帯留めも粋!
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大佛次郎の著書が並ぶ本棚もすごい。(愛読者からの寄贈みたい!)
『鞍馬天狗』をはじめ『赤穂浪士』――四十七士を従来の「義士」では無く
「浪士」としてとらえたところが新しかったと――などの歴史小説、
横浜を舞台にした『霧笛』や『幻燈』などの現代小説、
ノンフィクション『パリ燃ゆ』、最後の大作『天皇の世紀』、
随筆、戯曲など幅広い著書があるんですね。
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本棚の著書は読むことができませんが、随筆などが
テーブルのクリアブックに入っていて読むことができました。
旅や猫について書かれた随筆、いいな。今度図書館で探してみよう。

何よりここのサロンの雰囲気が素敵。
アンティークの椅子が寛ぐ。ずっと座っていられそう。
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窓からは公園と港が見下ろせます!
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そして、大佛次郎の書斎を再現した記念室が良かった!
壁には佐分真(さぶり まこと)の大きな油彩画『室内』がかかり、
中央に大きなベッド、どっしりした机や書棚、
あちこちに積み上げられた本や猫の置物!!
こんな部屋、私の理想だ!!って見ました。

時間なくて入らなかったですが、1階の和室。
お茶会などに借りることもできるようです。
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閉館の17:30に出て、大阪の友人は泊まっている息子さんの家へ
帰るので、ここで別れ、私たちはもう少しバラ園を散策することに。

バラ園のことなど、まだまだ長くなりそうなので、
まずはここまでアップします。

大佛次郎記念館: http://osaragi.yafjp.org/








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