豊田市美術館コレクション展「反射と反転」 [美術]
1月5日(木)、豊田市美術館へ行き、
「ゲルハルト・リヒター」展を見ました。
展示室4 から豊田市美術館のコレクション展となっています。
「反射と反転」
(以下作品名の後の→番号は、豊田市美術館ウェブサイトの
オーディオガイド番号です)
展示室の中央に置かれた作品、インパクトあります。
ジュゼッペ・ペノーネ《息吹 7》1978年 →2538
私はゴジラみたいにも見えたけど――
この正面のくぼみは、自分の身体の型を押し当てたもので、
自分の吐いた息を形象化したものなんだそう。
右城の壁に、3枚ずつ組みの写真は、
ジュゼッペ・ペノーネ
《息吹-1番目の》《息吹-2番目の》《息吹-3番目の》
1975年(2004年プリント) →11599
森の中を漂う白い雲のような形。
息吹というタイトルから、人の口から吐き出された
息を表しているのかな。
おー!! この作品、豊田市美術館持ってたんだ!
鏡のような球体が画家の姿や周辺を映し出しています。
モーリツ・コルネリス・エッシャー《反射球体と手》1935年
薬品のボトル? の写真が4枚並んでいます。
山本糾《Bottles-精製水》《Bottles-ブドウ糖注射液 I》
《Bottles-パレメンタールB》《Bottles-ハルトマン-G3号 I》1982年
岡崎和郎《HISASHI》1994年 →1317
キラキラ光るブロンズの彫刻が壁に取り付けられています。
家の庇ってことかな。滴り落ちそうな形が面白い。
台の上の作品は、岡崎和郎《両の手》1971年
手の形が凹型? 反転している?
ミケランジェロ・ピストレット
《窃視者 (M・ピストレットとV・ピサーニ)》1962,72年 →5874
2人の人物像以外は、鏡(ステンレス)なので、周囲の
風景が映りこんで、まるで2人に見られているような
作品の一部になってしまいます。
ゲルハルト・リヒターの鏡の作品も思い起こされますね。
展示室4の最後の小部屋に置かれていた作品。
六曲一隻の屏風? でも置き方が変わっていて面白い。
現代の水墨画ってカンジ?
浅見貴子《双松図》2012年 →20329
オーディオガイドによると、紙の裏から水墨の滲みを利用して
描いた作品とのこと。
階段を降りて、2階へ
階段下のスペースに置かれていたのが、
コンスタンティン・ブランクーシ《雄鶏》1924年 (1972年鋳造)
今までもコレクション展で見てたけど、ここに置かれていると、
階段の下の形と呼応しているように見えて面白い!
展示室5 も「反射と反転」
小清水漸《作業台-七人と一人の食卓》1990年
台の上にも、置かれた8枚の赤い皿(?)にも水が張られてますね。
後ろのガラスケースに展示されているのは、
杉本博司の『海景』シリーズ
反対側の壁には、
フランシス・ベーコン《スフィンクス》1953年 →2568
漆のツヤツヤが水が流れているように見えます。
田中信行《流れる水、触れる水 3》2012年
リヒターの《不法に占拠された家》を思い出します。
城戸保《梅とコンテナ》2014年
これは写真(タイプCプリント)ですが。
李禹煥《項 A》《項 B》《項 C》1979年
展示室5 展示風景
左 丸山直文《breeze of river 2》2004年 →8595
中 榎倉康二《干渉》制作年不詳
右 高松次郎《赤ん坊の影 No. 122》1965年 →1740
綿布に滲んだ油絵具と、貼り付けられた板
榎倉康二《干渉》制作年不詳
この日、少し早い時間に来たので、
お抹茶をいただきに茶室へ行ってみました。
(お抹茶は16:00までなので、いつも間に合わなくて
行きそびれてしまうんです。)
木立の後ろに見えるクレーンは、美術館に隣接するように
建設中の博物館の工事のもの
立礼茶席なので、気軽にお抹茶がいただけます。
お床のしつらえ
でも、この日、季節に合わせて用意された和菓子が
出てしまったとのことで、お菓子がゆず羊羹になりました。
一服 400円(税込)
ゆずの香りと味が美味しかったけど、やっぱりちょっと残念。
時間がないとパスすることも多い高橋節郎館へも入りました。
漆の艶やかな黒に金の豪華な装飾が施された作品は
いつもながら素敵でしたが、
今回、高橋節郎の水墨による風景画が展示されていて、
これいいなぁと。
高橋節郎が金銀、螺鈿の装飾を施したピアノが、
今回は地下の展示室にありました。
水彩のスケッチもいいなー!
《日月の筥~月》と《日月の筥~日》
ユニークで面白い
ダニエル・ビュレン《色の浮遊│3つの破裂した小屋 》2003年
の鏡に、新博物館建設中のクレーンが映りこんでいます。
豊田市美術館へ来た時の楽しみの一つが、カフェ
ル・ミュゼ(味遊是)のコンセプトデザート!
「ゲルハルト・リヒター」展限定デザートは、
「モーンクーヘン Mohn kuchen」
ドイツの、ケシの実を混ぜ込んだケーキとのことで、
黒い生地の部分にケシの実が混ぜ込んであり、
プチプチとした食感が面白くて美味しかったです。
セットドリンクにはコーヒーを選びました。
1,300円(税込)
展示室6-7には、豊田市美術館のコレクション
小堀四郎 宮脇晴 宮脇綾子の作品が展示されています。
小堀四郎《驚異の美 (昼)》《驚異の美 (夜)》1987年
ショップで、ゲルハルト・リヒター特集の美術手帖と、
木製キューブパズル? を購入
リヒターのカラーチャートの作品を思い出しまして‥‥
税抜650円ですが、豊田市美術館の年間パスポート提示で
5%引きになりました(^^)v
でもキューブの接合がゴムなので、形の変化はそんなに
できませんが‥‥
豊田市美術館を後にする時、満月に近い月がきれいでした。
豊田市美術館: https://www.museum.toyota.aichi.jp/
「ゲルハルト・リヒター」展を見ました。
展示室4 から豊田市美術館のコレクション展となっています。
「反射と反転」
(以下作品名の後の→番号は、豊田市美術館ウェブサイトの
オーディオガイド番号です)
展示室の中央に置かれた作品、インパクトあります。
ジュゼッペ・ペノーネ《息吹 7》1978年 →2538
私はゴジラみたいにも見えたけど――
この正面のくぼみは、自分の身体の型を押し当てたもので、
自分の吐いた息を形象化したものなんだそう。
右城の壁に、3枚ずつ組みの写真は、
ジュゼッペ・ペノーネ
《息吹-1番目の》《息吹-2番目の》《息吹-3番目の》
1975年(2004年プリント) →11599
森の中を漂う白い雲のような形。
息吹というタイトルから、人の口から吐き出された
息を表しているのかな。
おー!! この作品、豊田市美術館持ってたんだ!
鏡のような球体が画家の姿や周辺を映し出しています。
モーリツ・コルネリス・エッシャー《反射球体と手》1935年
薬品のボトル? の写真が4枚並んでいます。
山本糾《Bottles-精製水》《Bottles-ブドウ糖注射液 I》
《Bottles-パレメンタールB》《Bottles-ハルトマン-G3号 I》1982年
岡崎和郎《HISASHI》1994年 →1317
キラキラ光るブロンズの彫刻が壁に取り付けられています。
家の庇ってことかな。滴り落ちそうな形が面白い。
台の上の作品は、岡崎和郎《両の手》1971年
手の形が凹型? 反転している?
ミケランジェロ・ピストレット
《窃視者 (M・ピストレットとV・ピサーニ)》1962,72年 →5874
2人の人物像以外は、鏡(ステンレス)なので、周囲の
風景が映りこんで、まるで2人に見られているような
作品の一部になってしまいます。
ゲルハルト・リヒターの鏡の作品も思い起こされますね。
展示室4の最後の小部屋に置かれていた作品。
六曲一隻の屏風? でも置き方が変わっていて面白い。
現代の水墨画ってカンジ?
浅見貴子《双松図》2012年 →20329
オーディオガイドによると、紙の裏から水墨の滲みを利用して
描いた作品とのこと。
階段を降りて、2階へ
階段下のスペースに置かれていたのが、
コンスタンティン・ブランクーシ《雄鶏》1924年 (1972年鋳造)
今までもコレクション展で見てたけど、ここに置かれていると、
階段の下の形と呼応しているように見えて面白い!
展示室5 も「反射と反転」
小清水漸《作業台-七人と一人の食卓》1990年
台の上にも、置かれた8枚の赤い皿(?)にも水が張られてますね。
後ろのガラスケースに展示されているのは、
杉本博司の『海景』シリーズ
反対側の壁には、
フランシス・ベーコン《スフィンクス》1953年 →2568
漆のツヤツヤが水が流れているように見えます。
田中信行《流れる水、触れる水 3》2012年
リヒターの《不法に占拠された家》を思い出します。
城戸保《梅とコンテナ》2014年
これは写真(タイプCプリント)ですが。
李禹煥《項 A》《項 B》《項 C》1979年
展示室5 展示風景
左 丸山直文《breeze of river 2》2004年 →8595
中 榎倉康二《干渉》制作年不詳
右 高松次郎《赤ん坊の影 No. 122》1965年 →1740
綿布に滲んだ油絵具と、貼り付けられた板
榎倉康二《干渉》制作年不詳
この日、少し早い時間に来たので、
お抹茶をいただきに茶室へ行ってみました。
(お抹茶は16:00までなので、いつも間に合わなくて
行きそびれてしまうんです。)
木立の後ろに見えるクレーンは、美術館に隣接するように
建設中の博物館の工事のもの
立礼茶席なので、気軽にお抹茶がいただけます。
お床のしつらえ
でも、この日、季節に合わせて用意された和菓子が
出てしまったとのことで、お菓子がゆず羊羹になりました。
一服 400円(税込)
ゆずの香りと味が美味しかったけど、やっぱりちょっと残念。
時間がないとパスすることも多い高橋節郎館へも入りました。
漆の艶やかな黒に金の豪華な装飾が施された作品は
いつもながら素敵でしたが、
今回、高橋節郎の水墨による風景画が展示されていて、
これいいなぁと。
高橋節郎が金銀、螺鈿の装飾を施したピアノが、
今回は地下の展示室にありました。
水彩のスケッチもいいなー!
《日月の筥~月》と《日月の筥~日》
ユニークで面白い
ダニエル・ビュレン《色の浮遊│3つの破裂した小屋 》2003年
の鏡に、新博物館建設中のクレーンが映りこんでいます。
豊田市美術館へ来た時の楽しみの一つが、カフェ
ル・ミュゼ(味遊是)のコンセプトデザート!
「ゲルハルト・リヒター」展限定デザートは、
「モーンクーヘン Mohn kuchen」
ドイツの、ケシの実を混ぜ込んだケーキとのことで、
黒い生地の部分にケシの実が混ぜ込んであり、
プチプチとした食感が面白くて美味しかったです。
セットドリンクにはコーヒーを選びました。
1,300円(税込)
展示室6-7には、豊田市美術館のコレクション
小堀四郎 宮脇晴 宮脇綾子の作品が展示されています。
小堀四郎《驚異の美 (昼)》《驚異の美 (夜)》1987年
ショップで、ゲルハルト・リヒター特集の美術手帖と、
木製キューブパズル? を購入
リヒターのカラーチャートの作品を思い出しまして‥‥
税抜650円ですが、豊田市美術館の年間パスポート提示で
5%引きになりました(^^)v
でもキューブの接合がゴムなので、形の変化はそんなに
できませんが‥‥
豊田市美術館を後にする時、満月に近い月がきれいでした。
豊田市美術館: https://www.museum.toyota.aichi.jp/
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