あべのハルカス美術館「アリス」展 [美術]
1月12日(木)、あべのハルカス美術館へ行きました。
「アリス
-へんてこりん、へんてこりんな世界-」
という展覧会をやっています。
この展覧会、あべのハルカス美術館に巡回してくる前に、
森アーツセンターギャラリーで
2022年7月16日(土)~10月10日(月・祝)
に開催されていたんですが、その展覧会を見に行った
横浜の友人から、大学時代に皆で制作した
「不思議の国のアリス」をモトにした映像を思い出して、
面白かった ってLINEが来たんです。
そのLINEグループの名前も「あ・り・す」
巡回展を大阪、あべのハルカス美術館で
2022年12月10日(土)~2023年3月5日(日) までやるんだ、
大阪周辺の友人も誘って行こうってことで、
私のパートの休みだった1月12日(木)
大学時代、一緒に映像作品を制作した、
大阪周辺に住んでいる4人が集まることに。
展覧会も楽しみだったけど、皆に会えるのも楽しみ!!
当日は美術館前に11時半集合
販売機でチケット購入
観覧料 当日一般1,800円
写真撮影はOKのエリアでも、
作品を3点以上含めて撮影するなど、
結構細かいルールがありました。
第1章 アリスの誕生
アリスの冒険は、数学者のドジソンが知人ヘンリー・リドゥルの娘たちに語った即興の物語として始まりました。次女のアリス・リドゥルが主人公のきっかけとなったのです。
(アリス展公式HP「作品紹介」より: https://alice.exhibit.jp/works/)
ルイス・キャロルは、ドジソンのペンネームなんですね。
ドジソンが撮影したアリスの写真などがありました。
主人公のモデルとなったアリスは黒髪のおかっぱの少女でした。
アリスの物語が誕生したヴィクトリア朝時代の
雰囲気を伝える品物が展示された八角形のケース
その後ろのケースには
《ドードーの複合骨格》も展示されています。
「不思議の国のアリス」はジョン・テニエルの挿絵の
イメージが強いですよね。
ルイス・キャロルは挿絵を重要視して、
当時イギリスの日常生活を風刺して多くの読者を獲得していた
雑誌『パンチ』の看板漫画家として活躍していた
ジョン・テニエルに挿絵を依頼。
キャロルはテニエルに細かな指示を出して彼をうんざりさせたとか。
でもテニエルが初版本の印刷にクレームをつけると、
回収して印刷をやり直すなど、
お互いに尊重し合っていたことがわかります。
(この時に回収された初版本は幻の初版本として高い値がついたとか)
1866年初刊行版本と1867年版の『不思議の国のアリス』本や、
テニエルの挿絵の習作や校正刷りが展示されていました。
右の油彩画は、
ジョージ・ダンロップ・レスリー《不思議の国のアリス》1879年
母親が子どもに「不思議の国のアリス」を読み聞かせています。
それまでの子ども向けの本は教訓的なものが主であったので、
「アリス」のような自由な想像の世界、
言葉遊びのユーモアやナンセンスにあふれた
純粋に子どもが楽しめる物語は画期的であったそう。
Wikimedia Commons のパブリック・ドメイン画像お借りしました。
その下のケースには、フランス語版、スワヒリ語版などの
「アリス」の本が展示されています。
左側は、初期の「アリス」関連商品
《テキスタイルデザイン》C・F・A・ポイジー 1930年
アリスのキャラクターがたくさんデザインされてます
素朴な色は版画に手彩色とのこと。
ケースの《木製フィギュアのセット》も可愛い!
日本で描かれたアリス
左 酒井駒子《Alice》2013年
中 金子國義《森の中のアリス》2005年
右 金子國義《アリスの証言『不思議の国のアリス』挿絵》1999年
ヒグチユウコのアリスの絵もありました
アリスがウサギを追いかけたようなトンネルを抜けて‥‥
壁に展示されているのは、イギリスのイラストレーター
クリス・リデルの『不思議の国のアリス』イラスト
アリスが迷い込んだような扉がたくさんある広間
第2章 映画になったアリス
初期のサイレント映画(1903年の8分ほどのもの)や、
ハリウッド映画、文化的に大きな影響力を発揮した
ディズニーの1951年公開の『ふしぎの国のアリス』
1985年の映画『ドリームチャイルド』
ティム・バートン監督の2010年『アリス・イン・ワンダーランド』と
2016年の『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』まで。
第3章 新たなアリス像
「チェシャー猫」が現れる遊び心あふれる展示空間
サルバドール・ダリが描いた『不思議の国のアリス』の挿絵や、
草間彌生の挿絵もありました。
「狂ったお茶会」のインスタレーション
動画撮影もOKでした(友人がLINEで送ってくれた動画)
https://youtube.com/shorts/NqM6YdxaTeY?feature=share
第4章 舞台になったアリス
ロイヤル・バレエ団『不思議の国のアリス』より
左 ハートのクイーンの衣装
右 マッド・ハッターの衣装
真っ赤なハートのクイーンの衣装、すごいインパクト!
ミュージカル『ワンダー・ドット・ランド』より
左 白うさぎの衣装
右 アリスの衣装
第5章 アリスになる
アリスの物語は、科学、音楽、アート、ファッションなど、
さまざまな分野の独創的な解釈を触発し続けてきました。
左 ヴィヴィアン・ウエストウッド・ゴールド・レーベルデザイン《アンサンブル》
右 ヴィクター&ロルフ《アリスの衣装》『ヴォーグ』誌に掲載
左 《パンク・ロリータ衣装》デザイナー/長谷川俊介
中 《スイート・ロリータ衣装》上原久美子
右 《オートクチュール》トム・ブラウンデザイン
左 《オートクチュール》トム・ブラウンデザイン
中 《オートクチュール》ヴィクターロルフデザイン
右 《オートクチュール》ヴィクターロルフデザイン
日本オリジナルの映像演出
「涙が池」のインスタレーション
ショップでは、ジョン・テニエルの挿絵を用いたグッズをはじめ、
ディズニーのアニメのキャラクターを用いたグッズ、
海洋堂のフィギュア限定パッケージなど、
様々なアリスのグッズが売られていました。
迷ったけど、私は結局何も買わず‥‥
お腹空いて、早くランチに行きたかったってのもあって(^^;
11時半集合で展覧会を見たので、1時過ぎてました
ランチは、友人の娘さんのおすすめという
あべのハルカス10階の
台湾家庭料理「食習」へ。
私は海老の甘酢ソース炒めのセット 1,430円(税込)を
プリプリの海老が結構たくさん入っててこのお値段は
お値打ちですよね。美味しかった。
ここで、近況報告から、学生時代のこと、
皆で制作したアリスの映像のこと‥‥話は尽きません。
席が空いていたこともあってずいぶん長居してしまいましたが、
さすがに店を変えようかと。
クレープが人気だという天王寺ミオ本館2階の
「アルション」へ
私は、期間限定という苺大福風クレープ “うさぎ”
ドリンクセットで1,430円(税込)
友人のモンブランクレープ(LINEで送ってもらった画像)
ここでも話がとまりません。
健康問題から、墓じまいまで(笑)
よく喋って、気が付いたら6時半近い(^^;;
ハルカス前で記念撮影して別れました。
(友人たちが送ってくれた写真を一部加工してます)
そろそろ東京の友人たちとも会いたいね。
また学生時代に制作した「アリス」の上映会もしましょうと。
2015年に集まって「アリス」の8ミリ上映会をしたことは
こちらに: 同窓会旅行2015(その1) 8ミリ上映会
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2015-11-09
あべのハルカス美術館: https://www.aham.jp/
アリス展 公式HP: https://alice.exhibit.jp/
「アリス
-へんてこりん、へんてこりんな世界-」
という展覧会をやっています。
この展覧会、あべのハルカス美術館に巡回してくる前に、
森アーツセンターギャラリーで
2022年7月16日(土)~10月10日(月・祝)
に開催されていたんですが、その展覧会を見に行った
横浜の友人から、大学時代に皆で制作した
「不思議の国のアリス」をモトにした映像を思い出して、
面白かった ってLINEが来たんです。
そのLINEグループの名前も「あ・り・す」
巡回展を大阪、あべのハルカス美術館で
2022年12月10日(土)~2023年3月5日(日) までやるんだ、
大阪周辺の友人も誘って行こうってことで、
私のパートの休みだった1月12日(木)
大学時代、一緒に映像作品を制作した、
大阪周辺に住んでいる4人が集まることに。
展覧会も楽しみだったけど、皆に会えるのも楽しみ!!
当日は美術館前に11時半集合
販売機でチケット購入
観覧料 当日一般1,800円
写真撮影はOKのエリアでも、
作品を3点以上含めて撮影するなど、
結構細かいルールがありました。
第1章 アリスの誕生
アリスの冒険は、数学者のドジソンが知人ヘンリー・リドゥルの娘たちに語った即興の物語として始まりました。次女のアリス・リドゥルが主人公のきっかけとなったのです。
(アリス展公式HP「作品紹介」より: https://alice.exhibit.jp/works/)
ルイス・キャロルは、ドジソンのペンネームなんですね。
ドジソンが撮影したアリスの写真などがありました。
主人公のモデルとなったアリスは黒髪のおかっぱの少女でした。
アリスの物語が誕生したヴィクトリア朝時代の
雰囲気を伝える品物が展示された八角形のケース
その後ろのケースには
《ドードーの複合骨格》も展示されています。
「不思議の国のアリス」はジョン・テニエルの挿絵の
イメージが強いですよね。
ルイス・キャロルは挿絵を重要視して、
当時イギリスの日常生活を風刺して多くの読者を獲得していた
雑誌『パンチ』の看板漫画家として活躍していた
ジョン・テニエルに挿絵を依頼。
キャロルはテニエルに細かな指示を出して彼をうんざりさせたとか。
でもテニエルが初版本の印刷にクレームをつけると、
回収して印刷をやり直すなど、
お互いに尊重し合っていたことがわかります。
(この時に回収された初版本は幻の初版本として高い値がついたとか)
1866年初刊行版本と1867年版の『不思議の国のアリス』本や、
テニエルの挿絵の習作や校正刷りが展示されていました。
右の油彩画は、
ジョージ・ダンロップ・レスリー《不思議の国のアリス》1879年
母親が子どもに「不思議の国のアリス」を読み聞かせています。
それまでの子ども向けの本は教訓的なものが主であったので、
「アリス」のような自由な想像の世界、
言葉遊びのユーモアやナンセンスにあふれた
純粋に子どもが楽しめる物語は画期的であったそう。
Wikimedia Commons のパブリック・ドメイン画像お借りしました。
その下のケースには、フランス語版、スワヒリ語版などの
「アリス」の本が展示されています。
左側は、初期の「アリス」関連商品
《テキスタイルデザイン》C・F・A・ポイジー 1930年
アリスのキャラクターがたくさんデザインされてます
素朴な色は版画に手彩色とのこと。
ケースの《木製フィギュアのセット》も可愛い!
日本で描かれたアリス
左 酒井駒子《Alice》2013年
中 金子國義《森の中のアリス》2005年
右 金子國義《アリスの証言『不思議の国のアリス』挿絵》1999年
ヒグチユウコのアリスの絵もありました
アリスがウサギを追いかけたようなトンネルを抜けて‥‥
壁に展示されているのは、イギリスのイラストレーター
クリス・リデルの『不思議の国のアリス』イラスト
アリスが迷い込んだような扉がたくさんある広間
第2章 映画になったアリス
初期のサイレント映画(1903年の8分ほどのもの)や、
ハリウッド映画、文化的に大きな影響力を発揮した
ディズニーの1951年公開の『ふしぎの国のアリス』
1985年の映画『ドリームチャイルド』
ティム・バートン監督の2010年『アリス・イン・ワンダーランド』と
2016年の『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』まで。
第3章 新たなアリス像
「チェシャー猫」が現れる遊び心あふれる展示空間
サルバドール・ダリが描いた『不思議の国のアリス』の挿絵や、
草間彌生の挿絵もありました。
「狂ったお茶会」のインスタレーション
動画撮影もOKでした(友人がLINEで送ってくれた動画)
https://youtube.com/shorts/NqM6YdxaTeY?feature=share
第4章 舞台になったアリス
ロイヤル・バレエ団『不思議の国のアリス』より
左 ハートのクイーンの衣装
右 マッド・ハッターの衣装
真っ赤なハートのクイーンの衣装、すごいインパクト!
ミュージカル『ワンダー・ドット・ランド』より
左 白うさぎの衣装
右 アリスの衣装
第5章 アリスになる
アリスの物語は、科学、音楽、アート、ファッションなど、
さまざまな分野の独創的な解釈を触発し続けてきました。
左 ヴィヴィアン・ウエストウッド・ゴールド・レーベルデザイン《アンサンブル》
右 ヴィクター&ロルフ《アリスの衣装》『ヴォーグ』誌に掲載
左 《パンク・ロリータ衣装》デザイナー/長谷川俊介
中 《スイート・ロリータ衣装》上原久美子
右 《オートクチュール》トム・ブラウンデザイン
左 《オートクチュール》トム・ブラウンデザイン
中 《オートクチュール》ヴィクターロルフデザイン
右 《オートクチュール》ヴィクターロルフデザイン
日本オリジナルの映像演出
「涙が池」のインスタレーション
ショップでは、ジョン・テニエルの挿絵を用いたグッズをはじめ、
ディズニーのアニメのキャラクターを用いたグッズ、
海洋堂のフィギュア限定パッケージなど、
様々なアリスのグッズが売られていました。
迷ったけど、私は結局何も買わず‥‥
お腹空いて、早くランチに行きたかったってのもあって(^^;
11時半集合で展覧会を見たので、1時過ぎてました
ランチは、友人の娘さんのおすすめという
あべのハルカス10階の
台湾家庭料理「食習」へ。
私は海老の甘酢ソース炒めのセット 1,430円(税込)を
プリプリの海老が結構たくさん入っててこのお値段は
お値打ちですよね。美味しかった。
ここで、近況報告から、学生時代のこと、
皆で制作したアリスの映像のこと‥‥話は尽きません。
席が空いていたこともあってずいぶん長居してしまいましたが、
さすがに店を変えようかと。
クレープが人気だという天王寺ミオ本館2階の
「アルション」へ
私は、期間限定という苺大福風クレープ “うさぎ”
ドリンクセットで1,430円(税込)
友人のモンブランクレープ(LINEで送ってもらった画像)
ここでも話がとまりません。
健康問題から、墓じまいまで(笑)
よく喋って、気が付いたら6時半近い(^^;;
ハルカス前で記念撮影して別れました。
(友人たちが送ってくれた写真を一部加工してます)
そろそろ東京の友人たちとも会いたいね。
また学生時代に制作した「アリス」の上映会もしましょうと。
2015年に集まって「アリス」の8ミリ上映会をしたことは
こちらに: 同窓会旅行2015(その1) 8ミリ上映会
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2015-11-09
あべのハルカス美術館: https://www.aham.jp/
アリス展 公式HP: https://alice.exhibit.jp/
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