岐阜県美術館「第11回 円空大賞展」 [美術]
1月29日(日)、岐阜県美術館へ行きました。
「第11回 円空大賞展
共鳴-継承と創造-」をやっています。
今回の受賞者は
円空大賞 須藤 玲子
円空賞 David Nash
中島 晴美
舟越 桂
三島 喜美代
1月20日(金)から始まった展覧会(3月5日(日)まで)
わりと早い時期に行ったのは、1月末までに
岐阜県美術館後援会員の更新をしたかったので。
後援会員は、年会費3,000円で、企画展毎に各1回無料で
鑑賞できるだけでなく、岐阜県現代陶芸美術館の企画展も
各1回無料で鑑賞できたり、ショップで割引が受けられたり、
とてもおトクなんです!
ミュージアムショップで年会費を払い、
新しい後援会員証を提示して入場。
撮影可!
最初の展示は、円空賞の中島晴美
今まで、岐阜県現代陶芸美術館とかで作品を見て、
すごく面白い形だなーって思ってたけど、
これだけたくさん展示されていると迫力!
中島晴美の作品とコラボするように円空仏が見えます。
今回の展覧会で展示されている円空仏は全て羽島市にあるもの。
奥へ進むと、白い布が天井から床まで吊るされていて、
その間を歩けるようになっています。
今回の円空大賞・須藤玲子の《布の迷路》
私、展覧会に来るまで、名前も聞いたことがなくて、
テキスタイル? 舟越桂や三島喜美代が円空賞で? って
カンジもしないではなかったけど、
(チラシのビジュアルが、なんか安っぽい布のように
見えてしまったってのもある)
これらの布を見て、これ素敵! ってなりました。
布を通して、円空仏が見える展示も素敵。
布が触れる展示があり、布をめくると、
それぞれの布の説明が読めるようになっていて興味深い。
この《クッキー》と名付けられた布は、和紙をオーガンジーに
貼付けた布地なんだそう。
円空賞の三島喜美代の展示
岐阜県現代陶芸美術館で、マンガ雑誌や段ボール箱を
陶で制作した作品をよく見てますし、
日曜美術館でも取り上げられていたり(2021年6月27日放送)、
森美術館「アナザー・エナジー展」(私は見てないですが)での
展示が注目されていたりしますね。
床一面にチラシや雑誌が散乱しています。
全て紙ではなく、陶で作られたもの。
円空賞の舟越桂は今さら? ってカンジだけど、
展示室の写真が撮れて嬉しい!
《海にとどく手》2016年
間近で彫刻を見つめていると、
神秘的な表情に引き込まれます。
《スフィンクスには何を問うか?》2020年
《青い体を船がゆく》2021年
と、それぞれのドローイング
《青い体--》には、胸に小さな船が貼りついてるんですね(^^)
左《遅い振り子》1992年
奥《水に映る月蝕》2003年
ドローイング《DR2219》2022年
右《冬の本》1988年
後ろに円空仏も展示されています。
円空賞の David Nash (デイヴィッド・ナッシュ)
1945年イギリスのイーシャー生まれ
風倒木や立ち枯れ木を素材とし、それを育てた自然の中で、土地の人々と関りながら滞在制作をし、作品に新たな命を吹き込む(チラシ裏面の文より)
展示されていた彫刻《二つの器》1993年と、
《家族の木1967-1993[左]》《家族の木1967-1993[右]》1993年
は、神奈川県立近代美術館の所蔵品
そして《Wooden Boulder》2019年 という映像作品が
上映されていました(鑑賞者がいたので写真撮りませんでした)
大きな木の塊(私途中から見たので岩かと思った)が
1978年に谷川に落とされてから、海に流れていくまで。
展示室を出たロビーには、
須藤玲子のカラフルな布のこいのぼりがたくさん泳いでます!
それぞれの布の説明もありました。
この《ステンドグラス》って布、いいなー!
岐阜県美術館まで来られないって方、なんと!
第11回円空大賞展の会場をリモートで鑑賞することができます!!!
<第11回円空大賞展3DVR映像>
https://my.treedis.com/tour/yenvr
3月5日(日)までの期間限定公開とのこと
説明なども詳しいので、見てきた私も、
いろいろ確認したり、思い出したりして、とても楽しい!!
ショップで図録購入。2,000円(税込)のところ、
後援会員は1,800円で購入できました♡
岐阜県美術館: https://kenbi.pref.gifu.lg.jp/
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2月4日(土)中日新聞夕刊の記事
「土曜訪問 ごみ題材に制作続ける90歳 三島 喜美代さん」
「第11回 円空大賞展
共鳴-継承と創造-」をやっています。
今回の受賞者は
円空大賞 須藤 玲子
円空賞 David Nash
中島 晴美
舟越 桂
三島 喜美代
1月20日(金)から始まった展覧会(3月5日(日)まで)
わりと早い時期に行ったのは、1月末までに
岐阜県美術館後援会員の更新をしたかったので。
後援会員は、年会費3,000円で、企画展毎に各1回無料で
鑑賞できるだけでなく、岐阜県現代陶芸美術館の企画展も
各1回無料で鑑賞できたり、ショップで割引が受けられたり、
とてもおトクなんです!
ミュージアムショップで年会費を払い、
新しい後援会員証を提示して入場。
撮影可!
最初の展示は、円空賞の中島晴美
今まで、岐阜県現代陶芸美術館とかで作品を見て、
すごく面白い形だなーって思ってたけど、
これだけたくさん展示されていると迫力!
中島晴美の作品とコラボするように円空仏が見えます。
今回の展覧会で展示されている円空仏は全て羽島市にあるもの。
奥へ進むと、白い布が天井から床まで吊るされていて、
その間を歩けるようになっています。
今回の円空大賞・須藤玲子の《布の迷路》
私、展覧会に来るまで、名前も聞いたことがなくて、
テキスタイル? 舟越桂や三島喜美代が円空賞で? って
カンジもしないではなかったけど、
(チラシのビジュアルが、なんか安っぽい布のように
見えてしまったってのもある)
これらの布を見て、これ素敵! ってなりました。
布を通して、円空仏が見える展示も素敵。
布が触れる展示があり、布をめくると、
それぞれの布の説明が読めるようになっていて興味深い。
この《クッキー》と名付けられた布は、和紙をオーガンジーに
貼付けた布地なんだそう。
円空賞の三島喜美代の展示
岐阜県現代陶芸美術館で、マンガ雑誌や段ボール箱を
陶で制作した作品をよく見てますし、
日曜美術館でも取り上げられていたり(2021年6月27日放送)、
森美術館「アナザー・エナジー展」(私は見てないですが)での
展示が注目されていたりしますね。
床一面にチラシや雑誌が散乱しています。
全て紙ではなく、陶で作られたもの。
円空賞の舟越桂は今さら? ってカンジだけど、
展示室の写真が撮れて嬉しい!
《海にとどく手》2016年
間近で彫刻を見つめていると、
神秘的な表情に引き込まれます。
《スフィンクスには何を問うか?》2020年
《青い体を船がゆく》2021年
と、それぞれのドローイング
《青い体--》には、胸に小さな船が貼りついてるんですね(^^)
左《遅い振り子》1992年
奥《水に映る月蝕》2003年
ドローイング《DR2219》2022年
右《冬の本》1988年
後ろに円空仏も展示されています。
円空賞の David Nash (デイヴィッド・ナッシュ)
1945年イギリスのイーシャー生まれ
風倒木や立ち枯れ木を素材とし、それを育てた自然の中で、土地の人々と関りながら滞在制作をし、作品に新たな命を吹き込む(チラシ裏面の文より)
展示されていた彫刻《二つの器》1993年と、
《家族の木1967-1993[左]》《家族の木1967-1993[右]》1993年
は、神奈川県立近代美術館の所蔵品
そして《Wooden Boulder》2019年 という映像作品が
上映されていました(鑑賞者がいたので写真撮りませんでした)
大きな木の塊(私途中から見たので岩かと思った)が
1978年に谷川に落とされてから、海に流れていくまで。
展示室を出たロビーには、
須藤玲子のカラフルな布のこいのぼりがたくさん泳いでます!
それぞれの布の説明もありました。
この《ステンドグラス》って布、いいなー!
岐阜県美術館まで来られないって方、なんと!
第11回円空大賞展の会場をリモートで鑑賞することができます!!!
<第11回円空大賞展3DVR映像>
https://my.treedis.com/tour/yenvr
3月5日(日)までの期間限定公開とのこと
説明なども詳しいので、見てきた私も、
いろいろ確認したり、思い出したりして、とても楽しい!!
ショップで図録購入。2,000円(税込)のところ、
後援会員は1,800円で購入できました♡
岐阜県美術館: https://kenbi.pref.gifu.lg.jp/
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2月4日(土)中日新聞夕刊の記事
「土曜訪問 ごみ題材に制作続ける90歳 三島 喜美代さん」
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