一宮市尾西歴史民俗資料館「新緑のおもてなし」 [美術]
6月18日(日)、一宮市尾西歴史民俗資料館に行きました。
別館の旧林家住宅にて、「新緑のおもてなし」という
イベントが開催されていることを、[期間:6月10日(土)~25日(日)]
ツイッターで知ったんです。
一宮市尾西歴史民俗資料館には、昨年2022年9月11日(日)
「あいち2022」の会場の1つかと思って、初めて行ったんですね。
「木曽川アートトライアングル」一宮市尾西歴史民俗資料館・旧林家住宅
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2022-10-09
そこは「あいち2022」の会場ではなかったんですが、
関連の「木曽川アートトライアングル」という
イベントをやっていて、それが、
国登録有形文化財にも指定されている旧林家住宅の
風格ある建物や庭と相まってとても良かったんです。
なので、ちょっと行ってみようかって。
今回展示されているのは、
ふくながめぐみ「布の記憶」
人の記憶を布に纏わせ
いのちを描く
いのちの水は空からおちて
川となり 龍の姿になって
空へと昇っていく
尾西歴史民俗資料館_新緑のおもてなし リーフレット より
https://www.city.ichinomiya.aichi.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/033/040/rihuretto.pdf
出入口横の部屋、帳場に置かれていた作品
アルコールに浸けられた花の
はかなげな風情がとても素敵!
上がった奥の正面(仏間)には、
アルコールに浸けられて白くなった彼岸花
座敷には風にゆれる薄い布が
桜の花弁が散らされているみたい
あ、上の欄間の障子を破って顔を出している猫は、
去年来た時にも展示されていたワイヤーアートの
水谷一子さんの作品ですね!
床の間には、映像作品と、掛軸のように掛けられた白い帯
白い帯に日本画絵具で描かれた線
天へ昇る龍をイメージされているのかな?
美濃路に面した「みせ」と「みせ座敷」
作品は置いてなかったですが、
格子と照明器具のちょっとレトロなデザイン素敵です。
北の間
離れ(裏座敷)
裏座敷 次の間
襖の絵と相まっていいですね。
絹糸に脱色した菊の葉《菊葉の雨》
欄間は菊の透かし彫りがされてるんだ!
裏座敷には、和紙でできた花が散らされていました。
ハスの花? 睡蓮?
床の間の掛軸は、
「蜘蛛の巣がき」
起宿本陣を務めていた加藤磯足(いそたり 1747-1809)が、
虫になぞらえて六十四首の和歌を蜘蛛の巣様に書いたもの。
磯足は国学者本居宣長に国学と和歌を学んだ人物で、
母親は脇本陣林家四代目の林定通の娘(てる)。
苔の美しい庭園が眺められます。
まさに「新緑のおもてなし」
手水鉢にも和紙の花が
主屋の座敷側の手水鉢には、和紙の花が沈められていました
茶の間側にはイベントの資料など
赤い弁柄漆喰壁と、レトロな白いタイルの流し
庭側の門
主屋を望む
離れ(裏座敷)を望む
石橋を渡ってお庭を巡ります
腰掛待合への敷石
あ、竹林にも作品が置かれている!
風格ある旧林家住宅と新緑の美しい庭園に、
ふくながめぐみさんの現代美術作品
静かで美しい世界を堪能させてもらいました。
とてもよかったです。
一宮市尾西歴史民俗資料館:
https://www.city.ichinomiya.aichi.jp/rekimin/
尾西歴史民俗資料館_新緑のおもてなし リーフレット:
https://www.city.ichinomiya.aichi.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/033/040/rihuretto.pdf
ふくながめぐみInstagram: https://www.instagram.com/fukunaga_megumi/
こちらのツイートで知りました。(スレッドあり)
別館の旧林家住宅にて、「新緑のおもてなし」という
イベントが開催されていることを、[期間:6月10日(土)~25日(日)]
ツイッターで知ったんです。
一宮市尾西歴史民俗資料館には、昨年2022年9月11日(日)
「あいち2022」の会場の1つかと思って、初めて行ったんですね。
「木曽川アートトライアングル」一宮市尾西歴史民俗資料館・旧林家住宅
https://shizukozb.blog.ss-blog.jp/2022-10-09
そこは「あいち2022」の会場ではなかったんですが、
関連の「木曽川アートトライアングル」という
イベントをやっていて、それが、
国登録有形文化財にも指定されている旧林家住宅の
風格ある建物や庭と相まってとても良かったんです。
なので、ちょっと行ってみようかって。
今回展示されているのは、
ふくながめぐみ「布の記憶」
人の記憶を布に纏わせ
いのちを描く
いのちの水は空からおちて
川となり 龍の姿になって
空へと昇っていく
尾西歴史民俗資料館_新緑のおもてなし リーフレット より
https://www.city.ichinomiya.aichi.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/033/040/rihuretto.pdf
出入口横の部屋、帳場に置かれていた作品
アルコールに浸けられた花の
はかなげな風情がとても素敵!
上がった奥の正面(仏間)には、
アルコールに浸けられて白くなった彼岸花
座敷には風にゆれる薄い布が
桜の花弁が散らされているみたい
あ、上の欄間の障子を破って顔を出している猫は、
去年来た時にも展示されていたワイヤーアートの
水谷一子さんの作品ですね!
床の間には、映像作品と、掛軸のように掛けられた白い帯
白い帯に日本画絵具で描かれた線
天へ昇る龍をイメージされているのかな?
美濃路に面した「みせ」と「みせ座敷」
作品は置いてなかったですが、
格子と照明器具のちょっとレトロなデザイン素敵です。
北の間
離れ(裏座敷)
裏座敷 次の間
襖の絵と相まっていいですね。
絹糸に脱色した菊の葉《菊葉の雨》
欄間は菊の透かし彫りがされてるんだ!
裏座敷には、和紙でできた花が散らされていました。
ハスの花? 睡蓮?
床の間の掛軸は、
「蜘蛛の巣がき」
起宿本陣を務めていた加藤磯足(いそたり 1747-1809)が、
虫になぞらえて六十四首の和歌を蜘蛛の巣様に書いたもの。
磯足は国学者本居宣長に国学と和歌を学んだ人物で、
母親は脇本陣林家四代目の林定通の娘(てる)。
苔の美しい庭園が眺められます。
まさに「新緑のおもてなし」
手水鉢にも和紙の花が
主屋の座敷側の手水鉢には、和紙の花が沈められていました
茶の間側にはイベントの資料など
赤い弁柄漆喰壁と、レトロな白いタイルの流し
庭側の門
主屋を望む
離れ(裏座敷)を望む
石橋を渡ってお庭を巡ります
腰掛待合への敷石
あ、竹林にも作品が置かれている!
風格ある旧林家住宅と新緑の美しい庭園に、
ふくながめぐみさんの現代美術作品
静かで美しい世界を堪能させてもらいました。
とてもよかったです。
一宮市尾西歴史民俗資料館:
https://www.city.ichinomiya.aichi.jp/rekimin/
尾西歴史民俗資料館_新緑のおもてなし リーフレット:
https://www.city.ichinomiya.aichi.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/033/040/rihuretto.pdf
ふくながめぐみInstagram: https://www.instagram.com/fukunaga_megumi/
こちらのツイートで知りました。(スレッドあり)
浄化中。 pic.twitter.com/zzVfsnVMSl
— 中野 努 (@UBEr8BeoyvNssD7) June 14, 2023
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