岐阜県現代陶芸美術館「ハンガリー現代陶芸展」 [美術]
6月29日(木)、岐阜県現代陶芸美術館へ行きました。
「やきものにうたう:
ハンガリー現代陶芸展」が開催されています。
私は岐阜県美術館の後援会員になっているので、
岐阜県現代陶芸美術館の展覧会も1回ずつ無料で観覧できるんです。
(年会費3,000円はなんておトクなんでしょう!)
なので、この展覧会も行くつもりではいたんですが、
[会期: 4月22日(土)~7月2日(日)]
始まった頃はゴールデンウイークで忙しかったり、
他の展覧会に行ったり‥‥
まぁちょっと、ハンガリーの陶芸ねぇ‥‥なんて思ってたこともある。
ハンガリーの陶芸作家も全く知らなかったし。
南北に流れる大河ドナウと大平原ー豊かな自然に育まれた中欧の国、ハンガリーでは、複雑な歴史をたどったその社会に呼応するようにして、独自の陶芸文化が形成されてきました。現在では、ヨーロッパ随一の陶芸に特化したレジデンス施設(ケチケメート国際陶芸スタジオ)を擁するなど、陶芸文化の活発な地域としても知られます。
(チラシ裏面より) だそうですが。
6月11日の日曜美術館アートシーンで取り上げられてるの見て、
あっ、もう行かなくちゃって思ったら、
息子に車を使われたりと(ここは車がないととても不便!)
なんとかパート休みで車が使えたこの日に行くことができました。
ここはセラミックパークMINOのイベントがない時などは、
とても空いていて、いい展覧会やってるのにもったいないなーって思うんですけど。
岐阜県美術館の後援会員証を提示してチケットをもらいます。
(ちゃんと?チケットを買うと一般1,000円)
展示会場のギャラリーⅠへ入ると、まず
Ⅰ 巨匠たち(ハンガリー芸術アカデミー)
最初に展示されていた
シュランメル・イムレ《トリアノンのピエタ》1988
すごく良かった!
土の荒々しい造形がすごいパワーを感じさせて!
(この作品、チラシ裏面にも載ってるけど、
図録の写真でも、この迫力は伝わってこないなぁ‥‥)
シュランメル・イムレ(1933- )は、ハンガリー国内のみならず
世界の陶芸シーンでも大きな影響力を持つ芸術家で教育者で、
ハンガリー芸術アカデミー正会員とのこと。
次に展示されていた
ネーメト・ヤーノシュ《パーン》1965 も良かったし、
《エウロペの誘拐》1971 も、
なんか笑っちゃうようなおおらかなユーモアがとても気に入りました。
アムブルシュ・エーヴァ《穀倉Ⅱ》2010 や、《盛りを過ぎてⅡ》2010
もいい! このコーナー「巨匠たち」ってついてるだけあってすごく良かった。
Ⅱ ヘレンド・スタジオ
ハンガリーのファインセラミックス産業を統括していたトラストが解散した後、1985年に設立されたヘレンド・スタジオの活動を紹介する。ヘレンド磁器工房内に設けられたヘレンド・スタジオでは、ホルヴァート・ラースロー、タカーチ・ゾルターン、タマーシュ・アーコシュという三人のデザイナーが、ヘレンド伝統の型やモチーフにとらわれず、自由に制作を行なうことが許された。この三人の作家に共通するのは、東アジアの文化に着想を得た一点物あるいは少量生産の作品であろう。(図録より)
あ、名窯ヘレンドはハンガリーだったのね、ってくらいの知識で(^^;
タカーチ・ゾルターン《夏の静物(家族)》2002
白くて薄い磁器の不思議な形がいいな
Ⅲ テッラ・グループ
1991年から1992年にかけて結成された「テッラ・グループ」は、彫刻や純粋芸術を目指して土を直接成形する陶芸家たちからなっていた。
チラシ表面にも使われていて、とても印象的な
フス・ジェルジ《うなずく人Ⅱ》1981
アートシーンで、まだ社会主義の時代に作られた作品で、
(ハンガリーの民主化は1989年)
社会の窮屈さや人々の苦しみが表現されているって解説されてました。
遠くからでも見通せる展示室の壁にあった大きな作品
フェケテ・ラースロー《ローマ時代後期の浴場の水飲み場》1993
ローマ時代後期ってカンジ?のなんかデカダンな雰囲気だけど、
コカ・コーラのマークがついてたり(^▽^)
細かな花の模様とか、面白いなぁ! すごくいい!!
最初の《トリアノンのピエタ》の作者、
シュランメル・イムレの《爆発シリーズから》1986
土に爆薬を仕掛けて爆発させたって陶器や、
ざらざらした質感の《トルソ》1999 があるかと思うと、
ツルツルした磁器の彫像《ペスト医師(ヘレンド磁器工房のための彫像)》1999
もこの人って知って、ちょっと驚きました。
Ⅳ デフォルマ・グループ
工芸としての陶芸というジャンルの刷新を目指す陶芸家たちによって1993年に創設された。メンバーは、手仕事で、陶芸素材の中でも最も価値のある磁器素材のみを用いて制作している。
ベネデク・オルガ《段々のティーポット》1997
形も面白いし、装飾的なところ、金の使い方、
このあたりに展示されていた作品の、
なんかデカダンな雰囲気? 私好み♡
これすごく気に入った作品!
ユニークで不思議な形で、ちょっとユーモアも‥‥
妖精たちが踊っているみたい?
カーダシ・エーヴァ《草文コーヒーセット》1997
Ⅴ 新しい世代
ハベル・シルヴィア《折紙》2006-2007
日本の折り紙がモチーフ?
ネーマ・ユリア《ユニヴェルセット》2011
大量生産されるシンプルでモダンな食器を、
伝統的な薪窯で焼いたもので、
白く均一な器になる代わりに、
多種多様な炎の文様や形の歪みが表れています。
コントル・エニケー《通り風 吐息シリーズから》2019
Ⅵ 小さな芸術
左 ポトシュ・バラージュ《ブローチと指輪》2020
右 シュテー・エリカ《ペンダント ヴィルカラ》2013
あっこれ笑っちゃうくらいカワイイ!!
レヴァーク・カタリン《物語箱 ヘレンドVHパターン(秤)を使って》2015
Ⅶ 新進気鋭―新しい声
映像作品が展示されていて、
ナジ=ジェルジ・アーグネシュ《時の風景》2020
ランドアート・プロジェクトとのこと。
左はその作品《時の風景Nr.5.》2020
展示としてはⅦの前にありましたが、
Ⅷ 日本へのオマージュ
ここセラミックパークMINOをメインに開催される
国際陶磁器フェスティバル美濃の陶磁器コンペティションに
ハンガリーからの応募も多いとのこと。
湯呑や茶托もあったけど、
日本で陶芸活動をされている
フス・アーグネスさんの作品が展示されていました。
フス・アーグネス《書》2020
着物の帯がモチーフになっているのだとか。
来て良かったです。もうあきらめようかなんて
ちょっと頭をよぎったんですけど。
ここ岐阜県現代陶芸美術館だけの開催だなんて
もったいないなぁ。
図録購入 2,500円(税込)
背表紙がない糸綴じの本で、
ここだけの図録だから、製本代を節約したのかなー
なんて思ったんですが、これ、すごく開きやすいですね!
写真撮る時、押さえてなくても本が閉じません(^^)v
ギャラリーⅡのA室では、
「豊場惺也展−うつわを愉しむ」
(写真撮影可)
豊場惺也氏、荒川豊蔵の内弟子だったんですね。
1974年可児市大萱窯下に穴窯を築窯して独立。
1974年の初窯で焼いた瀬戸黒茶垸
豊蔵が「波つ可満(はつかま 初窯)」と文字を入れてくれた
ものをはじめとして、
(この展覧会、瀬戸黒「茶碗」でなく、「茶垸」と
キャプションや出品リストにありました。
どちらも「ちゃわん」でいいみたい)
様々な茶陶と食器が展示されていました。
荒川豊蔵の書「山居」と
豊場惺也の茶道具 水指の蓋や茶杓も作られているみたい
私では抹茶茶碗の良さとかイマイチわからないんですけど、
この花生、面白いなって見たら、解説で、
焼成中に割れた破片を拾い集めて形が揃ったのを
後に直しに出して使ったとのこと。
隣の瀬戸黒茶垸は、登り窯から引き出す時に落としたものを、
翌年に見つけた置き冷ましの茶碗で、豊場さんはこれを
手入れして普段に使ったとのこと。
階段を上がったB室では「コレクション・ハイライト」
岐阜県現代陶芸美術館では、量産を前提にデザインされた製品の
コレクションも行っているとのことで、
マイセン(ドイツ)《植物文デジュネ「サクソニア」》1904-1920年
アール・ヌーヴォー(ドイツではユーゲントシュティルという)特有の
美しい曲線 「デジュネ」は、二人用の朝食セットのこと。
セーヴル(フランス)《人物図花瓶(一対)》1908年
ロイヤル・ドルトン(イギリス)《植物図コーヒーサーヴィス》1932年
アール・デコのデフォルメされた樹木の図がカワイイ
ウェッジウッド(イギリス)《線文コーヒーサーヴィス》1938年
プラチナ銀の線文様は、手描きで施されているそう。
中央の展示ケースでは、洋食器の「バックスタンプ」についての
解説がありました。制作年代をおおよそ特定できたり、
意匠の番号や絵付け職人のサインなども記されていると。
ロイヤルコペンハーゲン(デンマーク)《花文カップ&ソーサー》1902-1922年
続くC、D室は撮影不可。新しく収蔵された
藪明山や、十三代三輪休雪の作品が展示されていました。
私がいいなって見てた酒井博司さんの《藍色志野花器》が
新しくコレクションに加わったんですね!
岐阜県現代陶芸美術館: https://www.cpm-gifu.jp/museum/
「やきものにうたう:
ハンガリー現代陶芸展」が開催されています。
私は岐阜県美術館の後援会員になっているので、
岐阜県現代陶芸美術館の展覧会も1回ずつ無料で観覧できるんです。
(年会費3,000円はなんておトクなんでしょう!)
なので、この展覧会も行くつもりではいたんですが、
[会期: 4月22日(土)~7月2日(日)]
始まった頃はゴールデンウイークで忙しかったり、
他の展覧会に行ったり‥‥
まぁちょっと、ハンガリーの陶芸ねぇ‥‥なんて思ってたこともある。
ハンガリーの陶芸作家も全く知らなかったし。
南北に流れる大河ドナウと大平原ー豊かな自然に育まれた中欧の国、ハンガリーでは、複雑な歴史をたどったその社会に呼応するようにして、独自の陶芸文化が形成されてきました。現在では、ヨーロッパ随一の陶芸に特化したレジデンス施設(ケチケメート国際陶芸スタジオ)を擁するなど、陶芸文化の活発な地域としても知られます。
(チラシ裏面より) だそうですが。
6月11日の日曜美術館アートシーンで取り上げられてるの見て、
あっ、もう行かなくちゃって思ったら、
息子に車を使われたりと(ここは車がないととても不便!)
なんとかパート休みで車が使えたこの日に行くことができました。
ここはセラミックパークMINOのイベントがない時などは、
とても空いていて、いい展覧会やってるのにもったいないなーって思うんですけど。
岐阜県美術館の後援会員証を提示してチケットをもらいます。
(ちゃんと?チケットを買うと一般1,000円)
展示会場のギャラリーⅠへ入ると、まず
Ⅰ 巨匠たち(ハンガリー芸術アカデミー)
最初に展示されていた
シュランメル・イムレ《トリアノンのピエタ》1988
すごく良かった!
土の荒々しい造形がすごいパワーを感じさせて!
(この作品、チラシ裏面にも載ってるけど、
図録の写真でも、この迫力は伝わってこないなぁ‥‥)
シュランメル・イムレ(1933- )は、ハンガリー国内のみならず
世界の陶芸シーンでも大きな影響力を持つ芸術家で教育者で、
ハンガリー芸術アカデミー正会員とのこと。
次に展示されていた
ネーメト・ヤーノシュ《パーン》1965 も良かったし、
《エウロペの誘拐》1971 も、
なんか笑っちゃうようなおおらかなユーモアがとても気に入りました。
アムブルシュ・エーヴァ《穀倉Ⅱ》2010 や、《盛りを過ぎてⅡ》2010
もいい! このコーナー「巨匠たち」ってついてるだけあってすごく良かった。
Ⅱ ヘレンド・スタジオ
ハンガリーのファインセラミックス産業を統括していたトラストが解散した後、1985年に設立されたヘレンド・スタジオの活動を紹介する。ヘレンド磁器工房内に設けられたヘレンド・スタジオでは、ホルヴァート・ラースロー、タカーチ・ゾルターン、タマーシュ・アーコシュという三人のデザイナーが、ヘレンド伝統の型やモチーフにとらわれず、自由に制作を行なうことが許された。この三人の作家に共通するのは、東アジアの文化に着想を得た一点物あるいは少量生産の作品であろう。(図録より)
あ、名窯ヘレンドはハンガリーだったのね、ってくらいの知識で(^^;
タカーチ・ゾルターン《夏の静物(家族)》2002
白くて薄い磁器の不思議な形がいいな
Ⅲ テッラ・グループ
1991年から1992年にかけて結成された「テッラ・グループ」は、彫刻や純粋芸術を目指して土を直接成形する陶芸家たちからなっていた。
チラシ表面にも使われていて、とても印象的な
フス・ジェルジ《うなずく人Ⅱ》1981
アートシーンで、まだ社会主義の時代に作られた作品で、
(ハンガリーの民主化は1989年)
社会の窮屈さや人々の苦しみが表現されているって解説されてました。
遠くからでも見通せる展示室の壁にあった大きな作品
フェケテ・ラースロー《ローマ時代後期の浴場の水飲み場》1993
ローマ時代後期ってカンジ?のなんかデカダンな雰囲気だけど、
コカ・コーラのマークがついてたり(^▽^)
細かな花の模様とか、面白いなぁ! すごくいい!!
最初の《トリアノンのピエタ》の作者、
シュランメル・イムレの《爆発シリーズから》1986
土に爆薬を仕掛けて爆発させたって陶器や、
ざらざらした質感の《トルソ》1999 があるかと思うと、
ツルツルした磁器の彫像《ペスト医師(ヘレンド磁器工房のための彫像)》1999
もこの人って知って、ちょっと驚きました。
Ⅳ デフォルマ・グループ
工芸としての陶芸というジャンルの刷新を目指す陶芸家たちによって1993年に創設された。メンバーは、手仕事で、陶芸素材の中でも最も価値のある磁器素材のみを用いて制作している。
ベネデク・オルガ《段々のティーポット》1997
形も面白いし、装飾的なところ、金の使い方、
このあたりに展示されていた作品の、
なんかデカダンな雰囲気? 私好み♡
これすごく気に入った作品!
ユニークで不思議な形で、ちょっとユーモアも‥‥
妖精たちが踊っているみたい?
カーダシ・エーヴァ《草文コーヒーセット》1997
Ⅴ 新しい世代
ハベル・シルヴィア《折紙》2006-2007
日本の折り紙がモチーフ?
ネーマ・ユリア《ユニヴェルセット》2011
大量生産されるシンプルでモダンな食器を、
伝統的な薪窯で焼いたもので、
白く均一な器になる代わりに、
多種多様な炎の文様や形の歪みが表れています。
コントル・エニケー《通り風 吐息シリーズから》2019
Ⅵ 小さな芸術
左 ポトシュ・バラージュ《ブローチと指輪》2020
右 シュテー・エリカ《ペンダント ヴィルカラ》2013
あっこれ笑っちゃうくらいカワイイ!!
レヴァーク・カタリン《物語箱 ヘレンドVHパターン(秤)を使って》2015
Ⅶ 新進気鋭―新しい声
映像作品が展示されていて、
ナジ=ジェルジ・アーグネシュ《時の風景》2020
ランドアート・プロジェクトとのこと。
左はその作品《時の風景Nr.5.》2020
展示としてはⅦの前にありましたが、
Ⅷ 日本へのオマージュ
ここセラミックパークMINOをメインに開催される
国際陶磁器フェスティバル美濃の陶磁器コンペティションに
ハンガリーからの応募も多いとのこと。
湯呑や茶托もあったけど、
日本で陶芸活動をされている
フス・アーグネスさんの作品が展示されていました。
フス・アーグネス《書》2020
着物の帯がモチーフになっているのだとか。
来て良かったです。もうあきらめようかなんて
ちょっと頭をよぎったんですけど。
ここ岐阜県現代陶芸美術館だけの開催だなんて
もったいないなぁ。
図録購入 2,500円(税込)
背表紙がない糸綴じの本で、
ここだけの図録だから、製本代を節約したのかなー
なんて思ったんですが、これ、すごく開きやすいですね!
写真撮る時、押さえてなくても本が閉じません(^^)v
ギャラリーⅡのA室では、
「豊場惺也展−うつわを愉しむ」
(写真撮影可)
豊場惺也氏、荒川豊蔵の内弟子だったんですね。
1974年可児市大萱窯下に穴窯を築窯して独立。
1974年の初窯で焼いた瀬戸黒茶垸
豊蔵が「波つ可満(はつかま 初窯)」と文字を入れてくれた
ものをはじめとして、
(この展覧会、瀬戸黒「茶碗」でなく、「茶垸」と
キャプションや出品リストにありました。
どちらも「ちゃわん」でいいみたい)
様々な茶陶と食器が展示されていました。
荒川豊蔵の書「山居」と
豊場惺也の茶道具 水指の蓋や茶杓も作られているみたい
私では抹茶茶碗の良さとかイマイチわからないんですけど、
この花生、面白いなって見たら、解説で、
焼成中に割れた破片を拾い集めて形が揃ったのを
後に直しに出して使ったとのこと。
隣の瀬戸黒茶垸は、登り窯から引き出す時に落としたものを、
翌年に見つけた置き冷ましの茶碗で、豊場さんはこれを
手入れして普段に使ったとのこと。
階段を上がったB室では「コレクション・ハイライト」
岐阜県現代陶芸美術館では、量産を前提にデザインされた製品の
コレクションも行っているとのことで、
マイセン(ドイツ)《植物文デジュネ「サクソニア」》1904-1920年
アール・ヌーヴォー(ドイツではユーゲントシュティルという)特有の
美しい曲線 「デジュネ」は、二人用の朝食セットのこと。
セーヴル(フランス)《人物図花瓶(一対)》1908年
ロイヤル・ドルトン(イギリス)《植物図コーヒーサーヴィス》1932年
アール・デコのデフォルメされた樹木の図がカワイイ
ウェッジウッド(イギリス)《線文コーヒーサーヴィス》1938年
プラチナ銀の線文様は、手描きで施されているそう。
中央の展示ケースでは、洋食器の「バックスタンプ」についての
解説がありました。制作年代をおおよそ特定できたり、
意匠の番号や絵付け職人のサインなども記されていると。
ロイヤルコペンハーゲン(デンマーク)《花文カップ&ソーサー》1902-1922年
続くC、D室は撮影不可。新しく収蔵された
藪明山や、十三代三輪休雪の作品が展示されていました。
私がいいなって見てた酒井博司さんの《藍色志野花器》が
新しくコレクションに加わったんですね!
岐阜県現代陶芸美術館: https://www.cpm-gifu.jp/museum/
2023-07-18 13:09
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